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【丸の内朝大学の講師を務める - 13/08/04】

7月24日、朝の7時15分にオーガニック
コットンの講義を始めました。

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受講者は、ほとんど丸の内界隈に通うOLの皆さんで、なんだか女子大の先生になった気分でした。
それにしても、朝7時15分に出席している皆さんはお化粧時間も入れて5時台の起床の筈です。
偉いなあと感心しました。ここで朝の1時間、勉強して、9時からの出社に備える訳です。
外見だけでなく内面のオシャレにも気を使う、向学心豊かな女性がこんなにいて、日本の将来が
明るいことを確信しました。

講演のタイトル: 「エコロジー繊維コットン そして エシカル繊維オーガニックコットン」
講演主旨:    コットンという繊維素材は、空気や水と同じくらい身近な存在であるが
その背後には、色々な問題がある。
元来エコロジカルなコットンであるが、過度な商業主義のために歪められている
現状がある。
その解決策として登場してきたのが「オーガニックコットン」であった。
そして、オーガニックコットンには、環境保全と, 更に社会倫理を含めた
「エシカル」と云う概念を持っている。
講演内容
1   コットンと人類の繋がりの歴史。
2   日本人とコットンの繋がりの歴史。
3   コットンという植物の特性。
4   コットンは生まれつきエコロジー繊維。
5   コットンは、ヒトの体に最も優しい繊維。
6   キャサリン・ハムネットの問題意識。
7   現代の商業的コットン産業の問題点。
8    その1 過剰な農薬使用、遺伝子組み換え作物の問題。
            参考映画:「モンサントの不自然な食べもの」
                   「世界が食べられなくなる日」
9   その2 化学加工による環境汚染と健康問題
10   その3 社会倫理の問題、貧困、搾取、児童労働などの問題
            参考映画:「女工哀歌」
 ネット検索「ILO駐日事務所」児童労働・農業・綿花
11   解決策としてのオーガニックコットンの存在。
12   エシカル・オーガニックコットンの実例。
      ビオリ・プロジェクト(インド、タンザニア)
13  エシカル・センスが光る。
エシカル・ファッション・ショー

14  エシカルを進める人々。
     ネット検索「チャールズ皇太子のスピーチ」
                    2011年5月15日、ワシントンDC
                   「食の未来」会議、The Future of Food Conference

15  日本オーガニックコットン流通機構NOCの活動について

平成25年7月26日                  
日本オーガニックコットン流通機構
宮嵜道男

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